ペパムーチョ

仔鹿物語のペパムーチョのネタバレレビュー・内容・結末

仔鹿物語(1946年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【2回目の鑑賞】
こんな時代にCGなんて無いぞ!どうやって撮影したんだ!熊と戦う時の猟犬演技、熊の演技、アライグマ、仔鹿、全ての動物の演技が素晴らしい、そして美しい自然の映像、猟に出掛けるシーンや取引きで街に出向くシーンなど冒険的で男ならワクワクするであろう。飢えの恐ろしさを教える父親は本当に父親らしい教育者だ、母親も根は息子を甘やかしベタベタしたいはずだろう、しかし生きることの厳しさから妥協しないツンデレ的だが最後の息子が家出から帰り生きて戻って来た嬉しさから強く抱きしめたシーンは泣ける!銃殺で別れる事となった仔鹿だが夜に畑を荒らすならば紐で継なぐ方法もあったのではと疑問はあったものの仔鹿が凄く可愛い、少年の成長を描いたストーリーも良かった、家族で観ると更に良いだろう、これは名作だ!