このレビューはネタバレを含みます
2022/12/06 #211 T・ジョイ横浜
王道の展開ではあるんだけど、すべてが薄っぺらく、いまいち説得力が感じられなかった。
現代の民衆が抑圧されているシーンがほぼないから、度々解放を訴えられてもあまり感情に響かないし、JSAの皆さんについても説明も少ないから、終盤にドクターフェイトが死ぬシーンでもあまり悲しみが込み上げなかったし、他にも各方面で掘り下げが足りていないように感じる。
ドウェインジョンソンが起用されているからには、多からず少なからず身体でぶつかり合うアクションを求めていたけど、それも雷ビリビリか、投げ飛ばすことで解決していることが多く、魅力を活かしきれてないように思う。
ここまで言っておいてなんだけど、ドクターフェイトが一番単独作品を観たかったキャラかもしれない。