いがらっしー

ハチとパルマの物語のいがらっしーのネタバレレビュー・内容・結末

ハチとパルマの物語(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

脚本が、あの映画『あいが、そいで、こい』の脚本家・村上かのんさん!ということで観に行った。
先ずは、パルマが空港で置いてきぼりにされちゃうところから早々泣けて来てしまった。
しかも、そういう事と、主人公の少年が母親に死なれたことや、その昔、父親に捨てられた過去があったこと…そしてその父親も、そういう境遇だったこととかが上手く絡んで、切なくて、何度も泣かされました。
パルマが元の飼い主を選ばなかったのが現実っぽくて、それも良かったです。
パルマが空港中を逃げ回るシーンとかもスピード感もあり、とても面白い映像になっていて、こうしたシーンの脚本ってどういう風に書かれているのかな?と気になりました。
かのんさんが全編お書きになられたのか?それとも日本人の出てくる辺りを書かれたのかは分かりませんが、
どちらにせよ、かのんさんらしい切ないヒューマンドラマで、家族や子どもと一緒に観られる作品だと思いました。
やはり昔から動物や子どもが出てくる話は、良いに決まっていますね。
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