かなた

子どもたちをよろしくのかなたのネタバレレビュー・内容・結末

子どもたちをよろしく(2019年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

ムラジュンはだいたいアル中だし、だいたいDV(すき)
アル中のムラジュン
DVのムラジュン(でも優しいところもあるの、、、)てナチュラルにやるからすき。

お姉ちゃん、お父さんと出てったけど
ムラジュンどうせアル中のままだし絶対DVマンだから早めに逃げて!という気持ち。
でもムラジュンと新しい世界に逃げるの羨ましすぎ(アル中だけど)

いじめっ子の演技がなかなかの棒。
女の子は絶対他でいじめられてそう。
いじめてる割にみんな隠キャ感すごくて、もっと上のカーストからいじめられてそう。
女の子、議員の娘?なのに貧相すぎて
すごい高飛車なキャラだけどこいつはこいつでクラスから浮いてそうだな、、、引き連れてるメンズも地味だし、、、て思ってたら思いの外盛大な誕生日パーティーでファ!?てなる。
ラストの言い訳もツッコミどころ満載で、、、
他の男二人はモブすぎて印象ゼロ。

洋一が自殺したの、いじめじゃなくて、ネグレクトじゃない?
いじめっ子と通学時間合わせたままだったり、それも謎。
あんな父親に歯向かわず、受け入れてたの切ない。
洋一ママが洋一を連れて逃げなかったのも、少し切ない。
洋一はいい子そうだったから、それでもどうしても全部捨てて逃げたくなるくらい追い詰められてたのかな、、、と思うとほんと切ない。描写ないから知らんけど。
勝手にビョンホンの「それだけが、僕の世界」を思い出して、生きるために独りで逃げるしかなかった母親を想像した。

子どもたちをよろしく、てタイトルで子どもの問題にいきたいのか
問題なのは親じゃん?てとこが描きたいのかよくわからん。

洋一があんなとこからの落下で死ぬのか疑問。
姉ちゃんの年齢もちょっと疑問、いくつだろ?未成年?

稔も可哀想ちゃ可哀想なんだけど
イマイチ感情移入できない。
ムラジュンがもともとどれくらいクソ親なのかもよくわかんないし、洋一に優しくするのか、どうなのか、その辺も含めて葛藤して揺れてるのかもしれないけど

お母さんが割とガチのクソなんだけど、あっさり描かれてるというか、可哀想ぽく描かれてるというか。
ムラジュンが借金まみれぽいのに、専業主婦感すごくて、自分は働かず娘に風俗やらせるとか、割とクソ。
後半はアル中だし、働いてる分父親のほうがマシじゃね?て感じ。

映画というには登場人物が薄くて、逆にリアルなのかな?
映画だとそれぞれバックボーンというか行動に理由とか背景があったりするけど
それがイマイチ見えなくて、でも実際いじめてたりギャンブル中毒だったりする人たちって、大した理由なくて自分で逃げたりしてるだけだったりする、理由なんてなかったりする、みたいな感じ?


登場人物のクソな部分ばっか目についた。
ムラジュンが暴力ふるうのすきだから
とりあえずそこがよかった、という感想。
かなた

かなた