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子どもたちをよろしくのTENのレビュー・感想・評価

子どもたちをよろしく(2019年製作の映画)
3.8
いじめと崩壊しかけた家族

稼げずパチンコと飲み屋にお金を使いガス電気も止まってしまう父子家庭の洋一 出ていた母が帰ってくるのを待っている

デリヘルで働く娘と酔った義父からDVを受ける母親と義父のの連れ子の稔 義父からは性暴力を受ける娘

洋一と稔は同じ学校の同級生、洋一は汚なさからゴミと呼ばれ稔たちからいじめを受けていた
姉がデリヘル嬢だとわかれば稔もいじめられる側になってしまう

いろんな問題を抱えた家族がいるんだろうな、とここ最近の映画からもうかがえる
『ひとくず』『MOTER』まだ観れてないけど『許された子どもたち』など、新型コロナで金銭面的な問題も増えてきたはず
誰が何をすることができるのだろうか?
なかなか立ち入ることのできない家庭・・学校での様子から、まずな気づいて声をかけれればいいのかな?

寺脇研さんの舞台挨拶も聴けた
「すべての子どもたちをよろしく」と、自分の子どもだけでなく、子どもがいない人も周りの子どもたちのことを・・・という思いがこもっているということでした

いろんなことを詰め込み過ぎた感があった
映像的に朝の時間が長くない?夕日かと思ったらまだ朝の設定?
洋一の家の中がアパートの内階段で二階ありなんだ、思ったより広い?稔の家はリビングから階段で降りる?とか、思っている見取り図と違うのがへんな違和感を感じてしまった
ストーリーとは違うところでなんで?と、リアリティーに欠ける部分が気になってしょうがなかったのは私だけ?ストーリーに集中できなかった
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