さっちゃん

子どもたちをよろしくのさっちゃんのレビュー・感想・評価

子どもたちをよろしく(2019年製作の映画)
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台詞回しやいじめの風景が昭和か?
ウブってなに。
製作陣みんなおじいちゃんでしょ、って感じが見始めてすぐわかった。高齢者の持つ偏見に満ちた作品で、若者はこうだろ、という決めつけ、いじめはこうに違いない、という単純なイメージ、性風俗は忌むべきもの、という偏った思想。ほんとこの映画を作った人たちの頭の中が恐ろしい。
誇りを持って風俗やってる人はどんな気分で観るのか。まあ観ないか。

これを企画者招いて舞台挨拶までやったキノのことは、私はもう信じられん。最近キノの評判良くないけど、その理由がわかった。

アル中夫と依存妻の連れ子再婚一家にしては家が立派すぎるとか、いじめ子どもの妙な台詞回しとか、いちいちよくわからん描写ばかりで、意図的なのか違うのかわからず。いじめ、虐待、貧困、自殺とテーマが多すぎて、焦点の当て所が最後まで掴めなかった。
観賞後一晩あけてメラメラ来た作品であった。たぶんそういう団体の人たちで喝采してるんでしょこれ。アホくさ。

あと、舞台挨拶で出演した有森也美が独身なのにどうのこうの、って言ってたのも聞いてて気分悪かったなー。結局、この企画者が老害でしかないってオチ。
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