みずけん

バビロンのみずけんのレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
4.1
カナダで公開日に。

「セッション」、「ラ・ラ・ランド」で同じテーマを繰り返したデイミアン・チャゼル。「ファーストマン」での失敗を経て、再び元のテーマに回帰した作品。

このまま監督業を引退するのではないか、と思ってしまうくらい「映画に対する愛」をそのまま投影した作品。「ラ・ラ・ランド」でも大胆に引用していた「雨に唄えば」のリメイクのような作品で、とにかく監督の「映画が好きだーーー」という感情が爆発していた。

個人的には自分も同じような思想の持ち主なのですごく楽しめたが、このまま同じような映画を取り続ける訳にもいかないし、今後がさらに難しくなってしまった印象。
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