映画業界の栄枯盛衰、サイレントからトーキーへ。「雨に唄えば」のリアリティ+エログロ版という感じでしょうか。
冒頭のパーティーシーンは圧巻です。情報多すぎて、目がチカチカしたわ。ネリーが撮影現場に入っていくシーンもカメラがグリグリ動いて凄い。この２つのシーンは配信されたらじっくり繰り返し観たい。
ネリーのギラギラした感じや、演技のセンスでのし上がっていく感じは、マーゴット・ロビーならではないですか！とても魅力的でした。ビッチな役で定着するのも気の毒だけど、似合っちゃうからなあ。
一方、頂点にいるブラピ演じるジャックの堕ちていく様、そのジャックの付き人から始まって着実に地位を上げてくマニー。マニーの魅力が今ひとつ足りないけど、最後の映画館のシーンからラストは映画好きには垂涎もの。ああ、楽しかった！
