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バビロンのmakoのレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
4.7
《夢をつかむ 覚悟はあるか》
◎95点

監督・脚本: デイミアン・チャゼル『セッション』『ラ・ラ・ランド』
主演: ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー。

舞台はゴールデンエイジと呼ばれた、1920年代ハリウッド。
豪華なファッションとド派手なパーティに、壮大な映画撮影、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる激動の映画業界で、夢を叶えようとする男女の運命を描く。

主な登場人物
✤ジャック‎(ブラッド・ピット)…サイレント映画の大スター。
✤ネリー(マーゴット・ロビー)…大スターを夢見る、新人女優。
✤マニー(ディエゴ・カルバ)…映画製作を夢見る青年。



サイレント映画からトーキー映画への移行時期。
大スターだった者が落ち目になっていったり、時流に乗ってスターへの道を駆け上がったり。
何者でもなかった者がジャックの助手として映画界での一歩を踏み出し…。
3人の男女の栄光と挫折を描く。
他にシドニー(ジョヴァン・アデポ)…ジャズ・トランペット奏者のエピソードも印象的でした。
才能が認められながらも屈辱的な演出をされ映画界に見切りをつける。

賛否両論のようですが、個人的には大ハマり!
最高でした✨
『ラ・ラ・ランド』より面白かった♪
パワフルでゴージャス。
音楽も最高でした
当時の熱気が感じられ、3時間越えだけど全然眠くなかった。
フィル友さんのレビューで汚い(💩、🤮)とあり、観るのをやめようかと思ったけど観てよかった😁
自分に合うかどうか、やはり観ないと分からないね!

名作映画のオマージュあり、映画の始まりから今に至るまでの映画が紹介されていたり、映画愛に溢れていた。

『ラ・ラ・ランド』は綺麗に纏められていたが、本作は光と影(闇)の落差が大きかったので、堕ちた人の悲しみ、苦しみがより際立ってた。その逆はキラキラ(ギラギラか)してた✨

私が観た回は21:10~0:25でした。
絶対寝るだろうなと思ったら、眠くなるのどころかグイグイ惹き込まれた。


メモ✍️
★『雨に唄えば』のオマージュというか、元ネタがあった。
★インディージョーンズ風味もあった。
★マーゴット・ロビーのゲロシーンは『スタンド・バイ・ミー』のゲロシーンのオマージュ?
★トビー・マグワイア、スパイダーマンと同一人物とは思えないほどの変わりよう🤭
怖い😱


字幕翻訳 : 松浦美奈
観客 3人
劇場鑑賞 #26
2023 #28
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