凄く上品で深みのある映画だった
個人的には期待以上
涙ぽろぽろ
quality of life
尊厳死をテーマに家族の物語が描かれる
登場人物は8人のみ
面白いのはその全員にちゃんと共感出来るということ
正解なんて分からないテーマだから、尚更それぞれの考えや心の揺れ動きが明確に描かれていて、それぞれ間違いなんか絶対にない
全員が納得するって凄く難しいこと
序盤は死を覚悟した母のブラックジョークもあり笑えたりする
でもワイングラスを落としてしまったとき(体が動かなくなっていく)のスーザンサランドンの笑顔が物凄く切なかった
家族って結局深い部分で話し合うことってあんまりない気がする
それは当然恥ずかしさもあるし、壊したくないからだとも思う
壊してしまうかも、失ってしまうかもという想いを覚悟に変えて家族と向き合った先には、もしかしたらとても強い結束が生まれるのかも
ミアちゃんの脆くて繊細な演技が印象的だった🤔