あきしげ

13ゴーストのあきしげのレビュー・感想・評価

13ゴースト(2001年製作の映画)
2.5
1960年の同名映画リメイク。
40年の時を経て再び映画化へ。
現代の技術を駆使したリメイク。

本作の簡単な評価。
ストーリーは平凡。
登場の人物は平凡。
ミステリーは平凡。
本作の評価は簡単。

それだけなら退屈なB級映画。
見所がまったくないB級映画。
それだけなら見逃すB級映画。

しかし、安心して下さい。

本作には尖った部分があります。
製作が心血を注いだ最大の魅力。

それが登場する12人のゴーストたち。
一点突破という言葉が似合う作品です。

①跡取り息子(ビリー・マイケルズ)
②トルソ(ジミー・ガンビーノ)
③呪縛の女(スーザン・レグロウ)
④悲しむ妻(ジーン・クリスティコス)
⑤無念の王子(ロイス・クレイトン)
⑥怒りの王女(ダナ・ニューマン)
⑦巡礼の女(イザベラ・スミス)
⑧巨大児(ハロルド・シェルバーン)
⑨陰惨な母(マーガレット・シェルバーン)
⑩ハンマー(ジョージ・マークレー)
⑪ジャッカル(ライアン・クーン)
⑫破壊者(ホレス・マホニー)

彼らにはそれぞれにストーリーを持つ。
DVD特典映像がたっぷり堪能できる。

では、タイトルの『13ゴースト』の意味について。
それは13体目こそが本作の主人公アーサーである。
彼を摩訶不思議な屋敷に招いて“失意の男”として、
叔父で大富豪であったサイラスが家族を招いていた。

物語は平凡であるけど仕掛けが面白い。
幽霊を見る事ができる特殊なメガネと、
幽霊たちを閉じ込めるキューブの部屋、
変形する屋敷の構造がとっても面白い。

ただ、一番面白いのは解放された幽霊たちの存在。
それぞれがエピソードを持っていてキャラが濃い。

特に注目したいのは“怒りの王女”だ。
本作最大のサービスシーンを魅せます。
全裸で包丁を持った彼女は危険である。

DVDを借りるならば特典映像はオススメである。
製作陣がこだわって作った12人のゴーストたち。
本編を鑑賞した後にじっくりと楽しむ作品である。

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