ソニア ナチスの女スパイのぶんのレビュー・感想・評価

スパイは辛い
人気な女優として生きていたソニア。
役者として情熱を注いでこの先も躍進していきたいのに､目立つ女優は辛い。人質にされた父親を餌にスパイに抜擢されて断れず､常に裏切り者の悪評と死の恐怖に晒されてそれなりにスリルも感じられた。
しかも愛する男まで疑わなくてならない状況。
あんなに危険な任務を成し遂げたのに､国が得られたものよりもソニアが失ったものの方が大きいという切ない実話。