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追跡のmichiのネタバレレビュー・内容・結末

追跡(1947年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

西部劇だと思っていたら、西部のサスペンスでした。

幼い頃、カラム夫人に拾われ、ソーとアダムのカラム兄妹と一緒に育てられたジェブ。本当の三兄妹のようにはなれず、アダムには疎まれソーとは恋仲になるものの、なぜかジェブは誰かに狙われ続けている。数十年しつこく狙われていることがそれがタイトル「追跡」の意味のようです。

ジェブはなぜ命を狙われているのか、最後の最後まで明かされないので、ずっとどうなるのかドキドキしながら観ていたら、その理由がなんとも…。結局ジェブは悪くないし、途中起こるいろいろな不幸な事件も含めて、巻き添えを食らった人たちがみんな可哀想だ。
裏で人を操ってジェブを殺そうとしていた奴、やり方が汚すぎる!

ジェブとソーの結婚式の後の夜、ソーの狙いを読みきってるジェブに感心した。勘がいい人って何がそうさせているんだろう。
一方、ソーの気持ちの変わり方にはびっくり!いや、もともと憎んでるとか言いながら、そう言ったというポーズをとりたかっただけなんだろうな。その辺の駆け引きはおもしろかったです。

ロバート・ミッチャムは若い頃はかっこよかったのですね。クセ強い役しか見たことがなかったので、意外でした。
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