久々のビル・マーレイ。おじいちゃんが主演の映画も久々。
昔はイケててブイブイ言わしてた男も、歳を取れば輝きは失われ、残るのは過去の栄光のみ。家族もおらず一人寂しい時間を過ごす男。といってもビル・マーレイの見た目からすると若めな彼女がいたり、近所の気のいい男と仲良かったりめちゃくちゃ寂しいやつではない。けどやっぱどこかで満たされてない感じがビル・マーレイの演技から伝わってくる。彼が求めていたのはなんやろう。家族か?欲しいなら作るタイミングはいつでもあったはずやのに。
元カノたちを訪問していくというほぼ罰ゲームな旅やったけど、会う人会う人なかなか好感触。最初の女とは寝てたし。ということはそんなひどい別れ方してなかったんかな。遊びまくってたわけではないのかも。彼女おらん時は遊ぶけど、いざ出来たら一途、みたいな。でもティルダ・スウィントンにはブチギレされてたか。トラウマぐらいの傷与えられてる感じやったけど何したんやろ。
大人になって元カノと会うというのはどういう感じなんやろう。学生の時に付き合ってたか、社会人なってからかでだいぶ変わりそう。
自分は今結婚願望ないし、まだまだ遠い話に感じてるけど、しっかり考えとかな後々後悔するんかも。ビル・マーレイに男の哀愁みたいなものを見せつけられて結構くらってしまった。