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ブロークン・フラワーズのmotoのレビュー・感想・評価

ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)
3.9
途中で出てくる花屋の女の子は何を意味するのか?

過去の元カノに会いに行くのがメーンで、そこで一転、
現在という時間軸でも出会いとまでは言わないがまた女性との「遭遇」が
あったわけで。彼の夢にも出てくる。
もちろん、一人目に出てきた元カノの娘も夢に。
何か意図するものはあるのかな。それとも単に偶然その花屋の店員が女性だったに過ぎないのか。
それにしては名前を聞いたり、手当てをしてあげたり、何か展開のありそうな流れであったけれども。

あとは結末はあの終わり方で良かったと思う。なにか拭えない違和感というか、明かされない謎みたいに、何かが沈殿した状態で終わる方がむしろ気持ちが良かった。
あそこで出会ってしまったら、主人公の贖罪は本当に終わってしまう気がしたからだ。
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