へい

ブロークン・フラワーズのへいのレビュー・感想・評価

ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)
5.0
過去に拘りを持ち続けても、人はそれぞれ変わっている。散々な目に会うだけ。
でもこれは、ちょっとだけ自分を変えていく試練だと思う。




無気力の老いたドンファン。手紙を送ってきた元彼女を求めて、元彼女に会いまくる旅に出る。

元彼女が有名女優ばかりで最高。
そんな元彼女に散々な目に合わされるビル・マーレイの表情ったら。
モテていただけにジジイになり女性に相手にされない、けど女好きはやめられない。
ジャージ姿がよく似合う。


隣人の推理小説好きの能天気野郎なところがいい。好奇心だけでビル・マーレイを操る。旅の途中で、手がかりは沢山あるけど答えは掴めない。どこでも幻想を追いかけているだけ。

エンディングが全てを物語ってる。
へい

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