結婚3年目、30歳で妻を亡くした主人公の2歳半になる娘の子育てを通して父娘の成長する10年間を描いた作品。
原作既読。
読んだのはかなり昔なので殆ど忘却の彼方ですが、上手く現代風に纏めていたと思います。
命の尊さや、命の繋ぐ意味も描かれた素晴らしい感動作でした。
途中からずっと涙を堪えてて、それでも時々我慢出来ずにこぼれ落ちて。を繰り返してました(笑)
最終章ではボロボロ泣けてしまった。
役者陣も皆さん良かったのですが、國村隼さんが特に素晴らし過ぎて、広末さんとの場面では広末さんも決して下手な女優さんだとは思いませんが、かなり相手として格落ちに思えてしまう程でした。
鰻屋の場面で気づきましたが、何回か暖簾をくぐって出てくる青年はやっぱり彼だったのですね(笑)