〝父子家庭″
母子家庭はよくみる題材で、よく聞くっていったらとても失礼かもしれないけど、父子家庭をメインにした映画は珍しいなと思った。
仕事、育児、しかも生まれたばかり。仕事も出世するかしないか頑張りどき。子供は一番遊びたい、一番一緒にいて、過ごすことが大切な時期。やっぱり夫婦の役割って必ずあって2人で支え合って頑張ってるからこそギリギリ成り立ってるもので。だから2人一役って口では語れないほどものすごく大変だとおもう。
保育園の先生のセリフの『何もないときの抱っこ』って本当に大事なんだと思う。子供は思っている以上に子供じゃなくて知らない間に大人のことをよく見てて、吸収して気持ちを察せれる。
色んなことを経験して成長していく中で親とのスキンシップはとても大切なことで。抱っこはその中でもすごく大事なコミュニケーションの一つなのだと思う。
そしてまた新しい人と出会って再婚する。この母型の両親はすごく優しいというかすごいというか、自分の亡き娘の元旦那を本当の家族だと思って、新しい幸せを心から祝える関係って本当に無いと思う。
新しい奥さんも自分の娘との関係性も。色んなことを娘のお父さんっていう難しい関係性の中でたくさんのことを乗り越えた2人だからできてる家庭の形なんだなと思った。
すごく家族を大事にしたいと思わされる素敵な作品だった。
