シンプルに楽しめる戦車アクション!
ハンターキラーと方向性が同じという論調には納得。
そして戦車隊のチーム感はやはりフューリーを思い出した。
一番好きだった戦闘シーンは冒頭のナチス戦車中隊VSソ連戦車1両+歩兵のみの場面。
敵の巨大戦力に対して、少数で作戦&間違いない腕で乗り越えようとする場面はとても好み。
その後の演習場脱出はいい見せ場になりそうだったのに、割とあっさり目だったので、もう少し盛り上げて欲しかったかな…。
ロシア語、ドイツ語をちゃんと使い分けて、リアルに通訳が毎回訳すというのも、全部英語で処理してしまうハリウッド映画を見慣れてしまっている身からすると嬉しいところだった。
ドイツ軍大佐の最後も見事だった。
やっぱり悪人?と思わせてからの…、という展開が気持ち良かった。
個人的には弾がスローになる描写はその都度テンポが悪くなるのであまり好きでは無いが、弾同士が少しぶつかって軌道が変わるところ等はこの描写ならではだったので、そこは良かった。
そこ以外でも白鳥の湖の場面や、今っぽい(でも少し古い感じの)音楽の使い方も、うーん…という感じだったが、まあ楽しい部分も多い映画だったので、そこは多目に見るべきかな。
あと少し長く感じたので、完全版じゃない方を観るとまた印象が変わるのかも…。