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トラブル・デイズのseishirowのレビュー・感想・評価

トラブル・デイズ(2011年製作の映画)
2.9
やりたいことはわかるが圧倒的に何かが足りない。つまらなくはない。

ストーリーは、出所した男が堅気になる決意をするも、昔の組織の仲間の犯罪に巻き込まれて……というもので、仁義、義理人情と考えれば任侠映画でもある浪花節。しかし今作の主人公は単に、義理を通すというより「デカい図体してるくせにのろまで意志薄弱」感が拭えず「何してるの…」と見ていて呆れてしまった。
まわりを巻き込む組織のボスの息子というのがしようもないヤツなのだけど、ネタバレしないけど唐突な印象の逆転があり、映画さえ出来が良ければ映えたシーンかも知れないけど冒頭言った足りないなにかのせいで非常に勿体なかった。
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