「姉さん、ここはどこ？」
「ネズミの王国よ」
「ネズミの王国？」
「みんな高いお金で買収されて、黒人奴隷のように働かされているの。世界中のヒーローたちが、今やネズミの下で奴隷働きしているわ」
「あの太った汚いおじさんは？」
「あれは、あれは･･･ルーク･･･ルーク・スカイウォーカー」
「糖尿病の患者じゃないの⁉」
「ルークなのよ（涙）･･･フォースと共にあらんことを（祈る）」
「ああ、乳を飲んでる！ 口から乳垂らしてる‼」（EP8参照）
「ルーカスの手を離れて、やりたい放題よ」
「フォースと共にあらんことを（二人して合掌）」
「あれは？ ジミー大西？」
「いいえ『最後の決闘裁判』のマット・デイモン。すぐに配信に回されたわ。それ以外のネズミアニメもマーベル映画も、世界では殆ど配信よ。せっかく苦労して作った映画も、映画館では余りかけられず配信。すべてネズミ王国の奴隷だから仕方ないのよ」
「配信なんて、そんなの許せない‼ 姉さん、そこまで解っていてどうして好きにさせてるの」
「逆らうと恐ろしい目に･･･ヒット監督も、過去の素行が悪いとクビなのよ･･･最近復帰できたけど」
「ネズミなんか怖くない。猫に食わしてやる！」
「犬をペットにしてるネズミだよ、猫なんか平気よ」
「だけど･･･」
「それにね、逆らえば焼きゴテを･･･見なさいコレを‼」
「アア!!! 姉さんの背中に【配信】の文字が、クッキリと」
「子牛みたいに焼きゴテで（涙）･･･ドナドナドナド～ナ🎵」
「そう言えば、配信の数が足りないから、色んな映画を買い占めてるって聞いたわ」
「本数増やすので必死だよ、『マンダロリアン』が成功したから味しめて『ボバ・フェット』とか『オビ＝ワン』とか作るって」
「きっとスレイブ１の名前を修正したみたいに、過去作にどんどん手を入れるな、クソネズミめ」
「ううう、お願いだ『スカイウォーカー』も作ってくれ」
「ああ、糖尿病患者が、なんか言ってる」
「だからルークだって･･･フォースと共にあれ（成仏）」
「姉さん、訴えよう‼」
「そんな怖いこと言わないで」
「姉さん、誇りある名前を思い出して」
「名前なんか、もう忘れた･･･私は売られた女」
「いいえ、あなたはナターシャ、世界を救った女。そして世界最強のブラック・ウィドウ！」
「ブラック・ウィドウ･･･」
「立ち上がって、さあさあさあさあ!!」
「よーし！ ムッシュムラムラ、訴えてやる‼」
「どうぞどうぞどうぞ」
こうしてナターシャこと、スカーレット・ヨハンソンはネズミの王国を訴えましたとさ、めでたしめでたし😵
（全然本編と関係な～い💦）
