大室ちあ

アンテベラムの大室ちあのレビュー・感想・評価

アンテベラム(2020年製作の映画)
3.2
2022-213

舞台のような始まり方の長回しで始まる。
予備知識がなかったので何が起きているのかなぜ恐怖に晒されているのか分からない始まり方は掴みよかった。

いつ逆鱗に触れるか殺されるか、そのいつ起きてもおかしくない状況が続き、
かと思いきや急にキャリアウーマンの順調に行ってるぜ的な場面に変わる。

意図的にシーンとして組み込まれた対照的な生活なんだけど、実はそこが繋がってましたって別に視聴者が騙されるとかの感覚がなく、あーこれは過去の場面なんだなって容易に理解できるので、どんでん返しも何もない。

終盤はいけぇぇえやれぇぇえ突っ走れぇえ
って感じなんだけど、
あまりにも簡単に駆け抜け、普通の街までの距離が意外と短かいなぁと思って拍子抜けしちゃう。
途中シャイニングみたいな屋敷の女の子出てくるし意味わからないし
悪者の女性の乗馬シーンとかダサいし酷い演技で違う意味で目を背けたくなる。

話自体は面白いのに見せ方が少しずつ残念だなぁと思いました。
大室ちあ

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