マッキー

アンテベラムのマッキーのレビュー・感想・評価

アンテベラム(2020年製作の映画)
4.0
これからの人は予告もあらすじも
避けられるなら避けましょう‼️
(見ちゃった人は極力別の作品
とか先に観といて情報薄めて
忘れとくのもいいでしょう😁)
完全なるネタバレだから⚠️⚠️

これ前情報なしに鑑賞できた人
羨ましい・・・😨😨😨😨

ここのレビューで「予告はネタバレ」
と知ったので、予告は避けたのに
ここのあらすじもギリギリOUT
じゃない???💦💢💦💢

あらすじに沿って解釈したら
無自覚にネタバレ踏んでました😱
でもあれじゃ誤解するでしょーよ💢
あらすじも避けましょう😅

内容としては、
タイトルの意味を知り、
「人種差別」や「奴隷制度」
などがテーマであることと、
作品自体にちょっとした仕掛けが
あることを楽しみにしていれば
十分なんじゃないかと。

メッセージ性の強い
時代を越えたスリラーな作品。
ちょっと「黒人=善人、白人=悪人」
という安易な分類が気にはなったけど、
さすが『ゲット・アウト』『アス』を手がけた
プロデューサーが放つだけあって、
胸糞悪さや不穏さ•違和感と共に
この問題に思いを馳せるには
とても良質な作品と感じました。

後はネタバレで。
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【以下、ネタバレ】

















●そもそもあらすじ読んだ時点で
 現代人が誘拐される話だと解釈😅
 だって"幸せな生活が一変"みたいな
 流れで書いてあるんだもん💢
◉映画が始まって最初は確かに
 昔の奴隷時代かと思ったけど、
 見続けてても時代は変わらないし、
 主人公はもう出てるし💦
◉「そっか、もう誘拐されてる
 ってことか!奴隷時代の風習が
 未だに残ってるこの場所で
 拉致監禁されてるってことか!
 それとも悪趣味に再現させてるとか?」
 などと"現代の話"であることには
 全く疑うことなく観ちゃってました😱
◉だから途中で携帯が出てきても
 全く不思議に思わず…💦
・あのシーンがどんでん返しシーン
 だったなんて💦💦💦

●予告もあらすじも"現代の話"を
 先に語っちゃうのは、本編の
 構成が台無しじゃんか…。
・作品紹介が下手でしょーよ💢

●【アンテベラム:南北戦争前】
◉映画の構成通りに観ていれば
 この時代の話なのだと勝手に
 思い込むミスリード⚡️
◉この作品の面白さは"構成力"に
 あるんじゃないでしょうか。
 映画の流れるままに観てたら
 単純な自分はまんまと
 騙され楽しめたでしょう✨✨
◉途中で時代背景が変わったシーン、
 本来ならいろんな考察ができる?
A奴隷として囚われる前の話になった?
 それにしては現代っぽいな…とか
B現代の子孫の話になったのか?
 それにしては同じ人物っぽいな…とか
Cそもそも夢だったのか?
 それにしてはリアルっぽいな…とか
◉この辺の違和感も醍醐味の一つ
 だったんじゃないかな…俺は
 その混乱味わえませんでしたけど😠

● 「人種差別」「奴隷制度」が色濃く
 残る時代の話・・・それは
 現代だった⚡️という衝撃⚡️
・最初から現代の話だと思って観てた
 自分にはその衝撃は薄くて残念😞

●まぁそれでも最後、舞台が
 "南北戦争再現公園"で上院議員の
 所有地だと分かった時は、「だから
 こんなことが可能だったのか」
 と冷ややかに腑に落ちましたが💧
◉奴隷制度を今でも体現したがってる、
 ここまでして悦に浸りたがっている
 輩のその思考に嫌悪感や恐ろしさを
 感じますね。。。
◉過ぎ去る過去の話ではなく、今でも
 由々しき問題だってこと…

●まぁ、主な胸糞悪連中が成敗された
 のは不謹慎にも気が晴れたけど😅

●願わくばヴェロニカが家族の元に
 戻れた描写も観たかったなぁ…
・他の黒人のみんなが助かる所や
 白人連中が捕まる所も描写として
 ないから、その辺も物足らない…
マッキー

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