こしあん

ウィッシュ・ルームのこしあんのレビュー・感想・評価

ウィッシュ・ルーム(2019年製作の映画)
3.8
子どもの頃から『ドラえもん』で育った私たちは身に染みている。
望んだモノが何でも手に入る部屋なんて、どう考えてもヤバい案件に、代償が何もないわけない!ということを……。

迂闊にもほどがある!
喪黒福造に「ドーン‼️」されるに決まってるでしょ。
まぁ、自分もこの立場になったら、何回かはやるだろうけどね😅

ちょっとシャマランみも感じさせる、不思議な話。恒例のシャマランご本人が登場するとしたら、あの電気の修理屋かな。

ジワジワと追い詰められるような、うすら寒い怖さ。
『ビバリウム』に通じるものがありました😱
ハラハラと飽きさせない展開で、テーマも奥深く、映像もキレイ。なかなかの秀作でした😊

「満たされない人間より危険なのは、満たされ過ぎた人間」という言葉が印象的。
何事もほどほどが良いんだなぁ。
簡単に手に入るモノってあまり大切にできないんだよねぇ。
人間が陥りがちな強欲さ、罪深さを突き付けられました……反省🐒
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