クリストファー・マッカリー監督作になってからのMIが遂に行くところまで行ってしまいました。
前作の興行不信を受けてタイトル変更したはいいけど、内容はどうしても「デッド・レコニング PART2」になってしまうシリーズ最終作(でいいんだよね？)。
冒頭の「初見の人に向けた」キャラクター説明と状況説明の忙しなさと丁寧さでお腹一杯です。
1作目の因縁を延長して3作目にイーサンの新たな過ちを植え付ける。
凄いですよ…伏線回収とか後付けなんて言葉じゃ適切じゃない。
こんな力技はトムとマッカリーにしか許されない。
「ここでこういったアクションがしたい」が前提にある話運びに強引に「物語」を付与していく不可思議な映画。
ローグネイションの完成度は幻だったのか…と嘆きたくなる自分とフォールアウトから考えたら正統進化だろ…と納得している自分。
悪役との因縁が掘り下げもなくアッサリと終わってしまったのは残念だが、空中アクションが相変わらず気が狂っているので相対的に文句は出てこない。
潜水艦にいたムキムキ女性兵士がやたら印象に残りました。
