Atsuko

トルーマン・カポーティ 真実のテープのAtsukoのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

彼が愛するスワンの赤裸々なエピソードを書いたのは、スワンを「母親」と見なしたのではないか?

そしてカポーティ自身は「母親の愛を試す子ども」になったのではないか?

「こんなことを書いても笑って許してくれるよね?僕のことを愛してるよね?僕を見捨てないよね?」この映画を観て、カポーティの切実な問いが聞こえた気がした。

天国で母親と和解していること、スックと楽しそうにクッキーを食べていることを祈る。
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