NHKキャラの「どーもくん」大暴れ!って作品。
つぶらな目と形態がどうみても「どーもくん」で、おまけに変形能力まであるサービスぶり。
超低予算でバーニー監督がほとんど一人で作ったインディーズ作品。
解説などにはいかにも監督が「狙って真面目にふざけた作品」としているが、どちらかと言うと新しいことをしようという気合が空回りし、変なスイッチが入ってしまった結果の珍作と理解した方が良さそう。
なのでその変なテンションの監督の奮闘姿を想像して、笑いながら観るのが正解。間違っても「洗練されたハイセンスな笑い」などと勘違いしないように。
この手のB級マニアむけの笑いも良いが、この設定なら思いっきりハジケたお馬鹿映画にしたほうが良かったかも・・・・・
余談。
上にも書いたが、配給会社は「大真面目にバカなことをやったハイセンスなコメディ」として売ろうとしているが、どう見ても中身は違う。
低予算で真面目にホラーしたものを、コメディで売るのは許せるが、「これが笑えなきゃセンス無いね」的な煽りを入れてくる配給会社の売り方が嫌い。