予告を観て面白そうだと感じたし、春馬が出でいるなら観なければ！と行きました。コミックを知らなかったので、ある意味想像を裏切られた作品でした。正直、もっとコメディ要素が強いと思っていたので、冒頭のシーンや戦闘シーンなどリアルバトルゲームのようでした。戦国自衛隊や漂流教室を観た世代にとってはちょっと物足りなさを感じ、生徒の人物背景(私にとっての親や先生)という大人の陰が殆ど薄らいでしまったことと、現代に来た過去のタイムトラベラーがあまりにも今に対して抵抗や疑問を呈さなかったことに違和感を感じてしまいました。それでも、友情や愛情、勇気や知恵、そして決意などは感動したし、若い役者の好演は評価に値すると思います。タイムスリップものはまだまだ裾野が広いので、これからも楽しい作品が期待できそうです。評価が高めなのは、充分泣けたし、若い役者の激励と三浦春馬の哀悼を込めて高めに設定しました。
