もはや愛菜ちゃんではないですね。
芦田さんです。うまいですねぇ、演技。
もっと歳を重ねてどんな演技を見せてくれるか楽しみです。
蒔田彩珠(まきたあじゅ)を一日で2作品立て続けに観る形になったんですが、そのおかげで彼女への興味が倍増しました。
また違った表情を魅せてくれており、演技の幅を体感できました。
来年の朝ドラ『おかえりモネ』では主人公の妹役だそう。
明るいキャラとかでまた違った引き出しを見せてくれないか、今から楽しみです。
作品はというと、大森監督は相変わらず良い映画を撮られますね(^^)
学校の様子などは生活感や生感があって良かったです。
何かに帰結する姿や結論を見せてくれる映画ではありません。
正論で主人公の環境を怪しいと言うが性格が悪く人としてろくでもない人間か、人柄も良く主人公を無償の愛で包み大切にしてくれるが怪しい宗教にのめりこむ人間か。
どちらがどう主人公にとっていいのか?
観客に投げかけてくる映画だと思います。
何もセリフにはしないけど、どんどん家がボロくなってく様子に両親ののめり込み方、宗教の怪しさが表現されてます。
ただ、何はどうあれ冒頭に描かれた赤ちゃんの回復には、親であれば誰でも少なからず共鳴はしてしまうのでは?と思いました。
その後の両親の行動全ての言い訳になってしまうかもしれない、そう感じました。
あとは岡田将生くんはこういう役うまいですねぇ♪
『悪人』の時の性悪感。
『告白』の時の違和感。
『タリオ』での真っ当じゃない感。
そして今回の嫌な奴感。
歳をとってどんな役者さんになるあ楽しみです。