ユースケ

ハロウィン レザレクションのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

前作のラストでローリーに首チョンパされたマイケルは、身代わりの術で入れ替わった救急隊員だったという前作のラストをぶち壊すガッカリな告白で幕を開ける元祖スプラッター映画【ブギーナイツ】シリーズ第8弾は、マイケルの実家でリアリティ番組を撮影していた出演者とスタッフが、実は実家暮らしだったマイケルに襲われるだけのガッカリな一本。被害者のPOV(主観ショット)をネットに流して時代性を取り入れたってこんなストーリーじゃ盛り上がりませんよ。

みどころは、因縁の兄妹対決に終止符を打つため、前作から3年間イカれたフリを続け、精神病院にマイケルを誘い出したローリーとマイケルの最終戦が描かれるアバンタイトルのみ。マイケルに敗れるも、キスをかました上で、「地獄で待ってるわ」と捨て台詞を吐き、精神病院の屋上からスローモーションで落ちて行くローリーの男気は必見。ハッキリ言ってここが本作のクライマックスです。

とりあえず、リアリティ番組を企画したフレディ・ハリス(バスタ・ライムス)のカンフー映画好きの伏線を回収したカンフーアクションは楽しかったのですが、ヒロインのサラ(ビアンカ・カジリッチ)が絶叫でグラスを粉々にする伏線を回収しなかった事が残念でした。

ちなみに、ドナ(デイジー・マックラッキン)が出すものを出しておっぱいを復活させますが、6作目のベス(マライア・オブライエン)並みのちっぱい。せめて、しっかり映して欲しかったです。