ホラーマニア斗真

Luz(原題)のホラーマニア斗真のレビュー・感想・評価

Luz(原題)(2018年製作の映画)
2.3
自動車事故に遭ったタクシー運転手のルズは尋問のために警察署に連れて行かれ、催眠術をかけられたり悪魔に取り憑かれた人が現れたりと奇妙なことが起きるという、ドイツ発🇩🇪のオカルトホラー。

なぜ高評価されているのか納得いかん。あまり面白くなかったです。面白くなかったというか怖くなかったです。抽象的な表現が多くて何をテーマにしているのかハッキリ分かりませんでした。本作品を気に入った人がいる中で、ボロクソ言ってすみません…😅

悪魔に取り憑かれた人間が獲物となる人間を探し出しては悪魔をその人間へ乗り移らせる話ですが、ホラー映画としてのインパクトは薄め…。また、スプラッター描写や心霊現象、悪魔祓いといった、ホラー映画には欠かせない演出は特になし。まるでアート映画を見ているような気分だった😔

また、現在と過去が交互にストーリー展開されていて時系列が1回目の鑑賞では理解できなかったが、2回目の鑑賞でやっと理解できました。主人公であるルズは過去に実はあんなこと、こんなことをしていた…という感じで内容を把握できましたね。難しい映画が苦手な俺自身がなぜか珍しく内容を理解できたのは嬉しい🤣

悪魔系のオカルトホラー映画なのですが、「エクソシスト」や「バトル・インフェルノ」ほどのホラー度はないのでホラー映画が苦手な人でも見やすいですね😈

ただ、何をテーマにした映画なのか、ラストはどう解釈すればいいのか分からない等モヤモヤした部分もあるし、ホラー映画としては怖くなかったということもあるので、本気で怖いホラー映画を探している方には本作品をオススメできませんね😓

余談ですが、医師がいきなり女装を始めたりフルチンで暴れたりするとこは笑えました😙

※遊び半分で悪魔を呼ぶのはやめましょう⚠️