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ウィズアウト・リモースのEDDIEのレビュー・感想・評価

ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)
3.6
トム・クランシー原作ジャック・ライアンシリーズ「容赦なく」の実写化作品。
ジョン・クラーク前日譚にして、マイケル・B・ジョーダンの肉体美とアクションを堪能できるリベンジ娯楽作!
趣向を凝らしたアクションの数々が楽しい!

『ウインド・リバー』や『ボーダーライン』シリーズのような重厚な傑作人間ドラマを手がけてきたテイラー・シェリダン脚本ということで期待して観賞。
残念ながら話の内容としては期待したほどではなかったのですが、それ以上にアクションが見応えあって楽しい作品でした。

実力派の特殊部隊員ジョン・ケリーが主人公。マイケル・B・ジョーダンが演じますが、妊娠中の妻を殺害され、その復讐心で暗殺の首謀者の陰謀を明らかにしていくリベンジアクション。
ある意味『ジョン・ウィック』のような作風です。

『ジョン・ウィック』ほどの近接格闘の凄まじさはないのですが、火の中、水の中、刑務所の洗面台を巧みに使った闘い方など、印象的なアクションが多かったのが本作の見どころ。
MBJの鍛え抜かれた肉体美を堪能できる点でも、本作を観る価値は十分にあると言えるでしょう。

私はあまり詳しくないのですが、ジャック・ライアンシリーズのキャラクターの1人ジョン・クラークの前日譚のようです。
本作の主人公ジョン・ケリーがなぜジョン・クラークと名前を変えるのか、エンドクレジットの途中でもボーナス映像があり、続編を示唆するような終わり方には今後の期待が高まります。

※2021年自宅鑑賞97本目
※2021年新作映画56本目
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