パットン

さよならテレビのパットンのネタバレレビュー・内容・結末

さよならテレビ(2019年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

2021/12/5
評価が高いのとテレビ局自身がテレビを斬る的な感じだったので鑑賞。
結果として時間の無駄、テレビ局のダメダメさ、というのか日本人の劣化をひしひしと感じた。
派遣社員とセシウムで問題となったアナウンサー、業界紙から転職してきたベテラン記者の3名にスポットをあてているが、内容的には社会に対するなんのインパクトもない内容ばっかり。
派遣社員とアナウンサーはアウトオブでジャーナリストの気概まったくなし。
ベテラン記者については、マスコミにかかわる人がなぜ左翼になりさがるのかを垣間見た。彼の部屋にはマスコミ論の本がずらりとならび、本田勝一をジャーナリストの神様のように崇拝しているシーンがあった。
つまり、彼は権力の監視、弱者救済という事が目的となっており、歴史の事実についてなんら勉強をしていない、と。
そんな人間が世の中を扇動する記事を日々発信していると思うとぞっとするばかりである。
ラストの種明かしなど、どうでもよい。