このレビューはネタバレを含みます
カメラを止めるなやないかい!いや、逆カメラを止めるなやないかい!
めちゃおもろいし、構成がとにかくうまい。というかうますぎる。それはラストを含めて。うますぎるところも狙ってるというか。記者とキャスターの首切りと猫の殺処分を重ねて描くところとかすごいよね。
でもだからこそ、無責任な視聴者としては、監督が追い込まれて焦ってしまうような、完全に監督の意図や狙いを超えたシーンが見たかったし(それはたくさんあったし、映像にもなっているのだろうけど、もっと)それをあのラストの後に見せてこそじゃねえかとか思った。
けど、そういう無責任な欲望が今のテレビを作ってきたし、だからさよなら。