まいこ

ミス・アメリカーナのまいこのレビュー・感想・評価

ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)
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子供の頃の夢を叶え、世界一大きなステージに立つテイラー・スウィフトが、今これまで何を思い目指してきたのかを語る。

American Music AwardsでArtist of the Decade の表彰に際し、10年分のヒットソングを披露を企画していた。しかしその祭典以降、曲の権利問題(以前所属していたレーベル)から楽曲の使用を制限。それを告発するため本作は作られたとされる。

スターの在り方
少女が女性に成長する姿に感動する、というよりも"芸能人"でいることで他人に消費される精神的な辛さが画面から伝わってくる。人を楽しませたい、良い評価を貰いたいだとか、それに対する自分を知らない人からの心無い言葉の攻撃はみてるこっちがしんどい。ぶっちゃけ誹謗中傷も金に変えられるならばっちこいな人であれば芸能人って天職なんだろうな。蟹江みたいな。

1st〜6thまでは鬼リピしていた記憶が蘇る。もともとTaylorといえば曲のジャンルがカントリーだったのが一気にポップになったり、付き合ってた芸能人を元ネタにウケる曲を作っていたり、が芸風(?)だと思っていて、素直に今回のTaylorもかなりイメージ戦略で攻めてるように感じた。まあでもエンタメってそんなもん( ̄▽ ̄;)

7thアルバム『Lover』は私の最愛アーティスト"Panic! at the Disco"のBrendon Urieとの曲『ME!』が収録されていて、まさかの本編登場で一番沸いた。話逸れますけど、来日ライブ必ず行ってて思うのは何故あんな小さな箱で収まってられるん?ガラパゴス?というお気持ち。
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