セパレート(分断)されていた世界から、
インクルーシブ(社会的包摂)な世界へ。
ベルリンの壁とは何だったのか。
今も心に残るベルリンの壁。
寛容さと不寛容さ。
時に不寛容さは誰かの大事なものを壊し…
公有地に無言で壁を作ろうとする老人の話。
彼が結局作っていたのは壁ではなく、それが壁に見えてしまうのは住民たちの心にまだ"壁"があるからなのです。
ベルリンの壁が破壊されても尚、大きな壁がそこに…
このレビューはネタバレを含みます
タイトルにまんまと踊らされつつ、ベルリンの壁そのものは関係ないラストに胸が苦しくなりました。我が情緒はたった15分で揺るがすことが可能と判明。
こんなに短時間でも伝えられるものや人の心を揺さぶるも…
物理的な壁は取り除かれても心の壁まですぐになくなるわけではない
ご近所トラブルは壁があってもなくても存在する
でもみんなおじいちゃんのこと心配してるのはいい雰囲気
おじいちゃんが壁を作りたかった…
このレビューはネタバレを含みます
このおじちゃんは、ベルリンの壁を
つくりたいわけではなかった、
ただただ奥さんとの思い出をどうにかして
残したかっただけ
コミュニティがあると、人が集まると
争いが起こるのは避けられないのかもしれ…
老人は無言で壁を作りはじめる。
妻を失い、何もかもどうでも良くなったその後に妻の遺品から見つけたあるモノのせいで・・・
ベルリンの壁の存在を知る世代にとって、ドイツ国民が「壁」を作ることにさまざまな…