予想不可能な衝撃復讐劇‼︎
毎晩バーで男にお持ち帰りされる日々を過ごすカサンドラ…彼女にはある目的があった…
プログレッシブな復讐劇作品。アカデミー賞脚本賞受賞ということで気になって鑑賞しました。確かにラストの予想不可能な展開は流石の脚本で素晴らしかったです。
本作は"ふしだらな男"という存在に憎しみを強く持つ女性を描いていて、現代的な社会問題に強く切り込んだ作品となっていました。最近では"SNS-少女たちの10日間-"や"ハスラーズ"と似たような印象を受けましたが、ラストにかけての素晴らしい脚本で差別化できているなと思います。
そして主人公カサンドラを演じるキャリーマリガンの影がありつつも内なる闇を抱く演技もなかなかでしたね。大きな目的がありつつもちょっとしたことで心が揺れ動き乱れてしまう人間臭さもよき。
全体的に復讐劇でありながら社会派の一面も持っていて現代アカデミー賞あるあるな作品でした。
