テーマの重さと相反するようなポップな映像も本作の魅力の一つかなと思った。
見ながらどうしてもジョディーフォスターの告発の行方を思い出してしまった。あれから30年近くが経過してもやはり状況はそこまで変わっていないのだろうか?
問題に対する主人公の戦い方は、告発の行方が裁判に持ち込めただけまだマシだったのかもしれない。
ラストで手錠が片手だけ外れてしまうのは、意図したものだったのか偶然か。もしも彼女の意図した事だったとしたら、彼女は最後の最後に彼の良心に賭けたという事だったのかなあ。だとすると期待は裏切られた事になるが。
それでも送信予定メールを設定した事によって、悲しくはあるが、ある意味痛快な復讐劇になっていたと思う。命と引き換えではあるが、、、。