うみんちゅ

プロミシング・ヤング・ウーマンのうみんちゅのレビュー・感想・評価

4.9
今年はレビュー更新頻度を3日に1回から3.5日に1回にしようと思います。特に理由はないです。映画館で観た新作のレビューは頻度関係なくすると思います。

RHYMESTERの宇多丸さんは2021年BESTをこの映画にしてたな。メッセージありまくりとのことで。酔い潰れてる女性を持ち帰ろうとしてるんか。ん、こーゆー奴をわざと引っ掛けて蹴散らしてるんか。かっこいいオープニングの出し方。ほんでカフェの色合いオシャレ。皮肉がすーごいな。危険やろうに演技をしてここまでする目的がわからん。ニーナがキーパーソンか。スーツケースは、メッセージでしかないなぁ。この同級生といい感じに見えるけど、結局家に連れ込むためか?そうでもなさそうやけど、この考えは甘いんかな。アルって奴に恨みありそうやな。ベッドでアルを調べるシーン、ホラー映画よりも恐ろしい。ここから復讐か。
I:結婚してる程で話を始められるの、だる。マディソンから何かを聞き出したいんか。“事件”が何なのか。マディソンはその事件の時に助けを求められたんか。赤色が強調的な映画やな。え、それをキャシーがさすのか?リストから1人ずつ消していってる。
II:ニーナはアルにレイプされて、先生のウォーカーに助けを求めたけどなんの助けにもならんかったと。おぉ、あれが娘か。キャシーがそれをさせるとは思われへんけど。愛する人だと見方が変わるんよ。ここでも赤が光る。ここまで見て、この同級生が一気に怪しくなった。流石に何もないわけない。
III:アル側の弁護士グリーンはニーナを覚えてた。グリーンは悔いてるんやな、あの事件に関してを。何ならこの時を待ってたくらいやな。反省が見えたら何もせずに許すのか。ちょっと甘いように見えるけど、まぁキャシーとしての判断か。これニーナの母親か。あの時、ニーナと一緒におったらってずっと思ってるんやなぁ。ここまでライアンに固執するの逆に怖い。対照の青がここでめっちゃ映えてる。まだ戻ってないけどな。キャシーの言ってることがほんまかわからんけど、マディソンには泥酔にしてその恐怖を味わせたかったんやな。動画を当時はみんなが面白がってたと。なるほど、ここでライアン登場か、だからお近づきになったと。でもライアンがカフェに来たのは偶然やろ?“悪い人間じゃない“”何もやってない“と言い切れるか。
IIII:ハーレイクイン・ジョーカーぶりに感じたこの恐怖。これが最後か?“紳士“ねぇ。みんな、あれが普通やったかのように話すの、ほんまにそう思ってしかないから怖い。これがキャシーとニーナなりの、アルへの復讐やということか。“セブン“を思い浮かべてしまった。この結末は予想できひんかったけど、めちゃくちゃ好き。こいつら、根元から腐ってる。いやでもキャシーがこのまま終わるとは思われへん。
IIII+I:やっっば と共に、さすが が来た。NINAのペンダントしてたのも計算か。この音楽、死んだキャシーとニーナの感情をめちゃくちゃ表しててすごい。血は流れてないのに、いろんな場所であった赤色がそれを表してるかのようやった。
“スリービルボード”とか“ウィンドリバー”みたいな、事件の真相を突きとめようとするタイプの映画とは違いすぎた。事件の現場を見せずに、ニーナを一切登場させずにそれを伝えるこの手法は圧巻でした。普通やと、わかりやすくしようと見せちゃうもんな。最後の方どうなるかわからんすぎて、キャシーが実はニーナなんじゃないか?みたいな奥の奥のところまで考えてもーた。
これはフィクションやけど、似たようなことは現実にも起こったやろうし、起こってるやろう。泥酔した自分がそこにいた場合、止めれるか?

「目には目を、歯には歯を」
また次の作品レビューで、ほなっ。
うみんちゅ

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