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プロミシング・ヤング・ウーマンのooのネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

うううわあ。怖すぎる。全員に見てほしい。
常に相手がどう思うかを考えて行動すればこんなことにはならんかもだけど、それは難しい。過去の自分の言葉が、行動が、未だに誰かを苦しめてるかもしれない。償い忘れてる何かがあるかもしれない。ゾッとした。誰に対しても自分の大事な人に接するようにできたらいいのに。

何でもかんでも記録できるから、簡単に過去と自分を切り離せなくなってるのも怖いと思った。「若いときの失敗もミスも許されないのか!」と主張する加害者の気持ちも分かる一方で、そのせいで自分の家族彼女友達が傷つけられていたら、と思うと頭おかしくなりそう。

全ての俳優たちが絶妙に悪人をやりすぎてないのがすっごい良かったと思った。(最後殺したジョーの思考はちょいと?だったけど。てかちょこちょこ気になる部分はあった)

あと、個人的にライアンなんかいい奴じゃんって思ってたのに、動画にライアンが出てたのが明らかになった後はすごい嫌な奴に見えて、人を見る時に過去って良くも悪くも判断材料になってしまうんだなって思った。

そういえば結果最悪なことになってしまったけど、パリスヒルトンの曲歌う薬局で泣きそうになった。大事な人と薬局に行きたい。

追記: 友達のために復讐を選んだ主人公は、やり方はともかく真っ当したと言えるのかもしれない。一方で、友達のために遺体を隠したジョーは、最後逃げた。彼はこのままいい人として生きて行くのかもずっと。
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