このレビューはネタバレを含みます
医大生時代に親友をレイプされた女性が、復讐のために夜な夜な男たちに制裁を加えるお話。先が読めず面白かったです。
もっと過激でこわーいお話かと思いきや、露骨なグロ描写はなく、話はわりとマイルドに淡々と進みます。でもテンポがよく、ミステリー調に少しずついろんなことが明らかになってくので引き込まれます。
キャリー・マリガンは個人的に「17歳の肖像」のイメージが強くて、純粋無垢でちょっと頭の緩いキャラが似合うと思ってたけど、ここでは知的で冷徹な女性を演じきってます。しかし口元などのシワが気になり、ちょっと老けたかなと(すみません)。
最後はそう来たかって感じ。やや強引さはあったけど、うまい落とし方だと思いました。
結論は、若い頃にいくら酔っぱらって悪気はなくても、そういうことしちゃダメってことですね🙅
ちょっとわからなかったのは、あの夜な夜なの制裁っていったい男にどんなことしてたんですかね。冒頭は少し血も見えたから、おっかないことしてたのかな。あえてぼやかしたんだろうけど、もう少し分かりやすくしてほしかったと思いました。