めっちゃ夏じゃん

プロミシング・ヤング・ウーマンのめっちゃ夏じゃんのレビュー・感想・評価

2.1
水曜日の午前3時、畳に寝っ転がって鑑賞 家族も寝静まり真っ暗、襖は横だけが開いている

キャシー(キャリー・マリガン)は【明るい未来が約束された若い女性(プロミシング・ヤング・ウーマン)】だと誰もが信じて疑わなかった。ある不可解な事件によって不意にその有望な前途を奪われるまでは。

なるほど……おもしろかった☺️👏👏
構成がまずうまくて、サクッとしてるし彼女の軸も一貫してるからストーリーを見失わないし、ロマンスもあってでも割とぽんぽん見られるけれどちゃんと観客の"疑い"を持たせ続ける悲しさもあって、フィナーレは華々しいしおもしろかった☺️👏
でも、煽りの"復讐エンターテインメント!"って感じではなかったかな…… 紛れもないハッピーエンドなのだけれど、彼女の清々しさの中に、そっかあ……って後を引く、こっちの!勝手なやりきれなさもあって、余韻の残る映画だったよね。血がブシャー!包丁でザクーっ!みたいなスカッと系でもないし、割と堅実
復讐がどうとか、救わないとか、復讐劇すべてに言えることだけれど、まあこっちの意見なんて関係ないよね😂👏✨!その思い切りの良さもあったし、人の想いを受けて信じる強さがあったのも良かった。だから最後は後味の良さがあるんだよね