このレビューはネタバレを含みます
序盤★1.5 中盤★2 終盤★2
フル3D CG劇場版ドラえもん第二弾。
前作は★1.5評価。
良い点
◯映像、CGの質感は文句なしに素晴らしいと思う。
◯大の手塚治虫派の自分としては嬉しい演出が!?
◯現在進行形時には意味が分からない小さな演出やセリフがのちに理解できることが多く、その辺はよく考えられている。
気になる点
●“重力ペンキ”で壁に立ち横向きなのをわざわざ転回させる映像演出はさすが山崎貴先生!
●10歳ののび太は過去に行き3歳のジャイアンとスネ夫に「よくもぼくをいじめたな」と歳の差による“腕力”でドつくのは如何なものか?
●未来にて“タイムふろしき”で子供ののび太は大人になってるのだから少し過去の時代でわざわざお試し新秘密道具“入れ替えロープ”を使わなくても大人ののび太にタイムふろしきを使えば良いだけで…。
まっこのロープを使うことに意味があるのだが、要は“似たような状況を事前に見せる”からこういう疑問を抱く訳です。
☆総評
山崎貴さんとは感性が合わないので期待せずに観ましたが、意外と今作は練られた箇所も多く、ギリギリ及第点の面白さ…といったところ。
2021年281本目(+短編15本)