本気で頑張る全ての人へ、
絶望の淵に立たされた全ての人へ、
本気で夢を叶えたい全ての人へ、
そんな人たちにも見てほしい。
ブルーノとアントニオのセリフがグッと刺さります!
俳優さんたちがメイン声優をやっていたけど、立川志の輔さん、窪田正孝さん、伊藤沙莉さんめちゃくちゃよかった!
………
さて、アントニオの台詞。
「星が見つかったら、あの日、諦めた自分がバカみたいじゃないかっ!畜生!」
いわゆるアンチの方は、無意識下でもこういう人が多いんだと思う。
もちろん、批判的に感じること自体は何も悪くないけど、それを武器に相手を傷つける言動はまさしくアントニオの心情を表しているのではないだろうか。
僕自身も友だちなど身近な人に嫉妬することがあるけど、ある種アントニオに近いのかなとも思った。
立川談志の赤めだかにある談志師匠の嫉妬の見解に続き、心の余裕を広く持てるようになる台詞だなぁ。
………
続いてブルーノの台詞。これはラストにかけての一人語りの台詞。(所々省略)
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煙の向こうの世界の話。
光り輝く世界の話。
「ありやしない」と思ったが、
「まったく無い」とも言い切れない。
なぜなら、誰も行っていない。
答えは誰も持っていない。
それから男は日毎夜毎、
煙の向こうの世界の話を、
何度も何度も叫んだが、
馬鹿だ、馬鹿だ、と囃されて、
ホラ吹き者だ、と斬り捨てられた。
男が一体何をした?
男が誰を傷つけた?
そこに理由はありゃしない。
見上げることを捨てた町では、「目立たぬように」の大合唱。
見上げることを捨てた町では、夢を語れば笑われて、
行動すれば叩かれる。
黒い煙は町を飲み込み、一縷の光も許さない。
黒い煙は人を飲み込み、あらゆる勇気を認めない。
それでも男は声を上げ、
震える膝をひた隠し、
船に乗りこみ、海に出た。
暗くて恐い海に出た。
誰もいない海に出た。
誰もいない海に出た。
・
「夢を語れば笑われて行動すれば叩かれる」
チャレンジャーは誰のことを傷つけたいわけではないんだから、知らないことがある自分のプライドを守るためにその人をその人の挑戦を潰すのはやめよう。