ちろた

映画 えんとつ町のプペルのちろたのネタバレレビュー・内容・結末

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

TOHOシネマズ梅田で視聴

話題なので行ってみた。

アニメはよく動くし、主人公が困難に立ち向かって解決!ハッピーエンド!でちゃんとニーズに答えてて映画としての出来は良かった、面白かった。

ただ、首尾一貫して大衆受けを狙ってると感じた、オタクには全く刺さらないです。俺も刺さりはしなかった。

全く悪いことしてない主人公とその親がほぼ無理くり拒絶されてたり、主人公が星を見るという理由だけで国民が政府に反旗を翻したり、
感動させるぞ!ポイントをぶち込むためのフリがめちゃくちゃいっぱい、それもわかりやすすぎなので、意外性を求める俺みたいな天邪鬼には刺さらないです。
感動ポイントが訪れる度にかかるJPOPや死んだお父さんの遺言によって「行動せよ」「やってみてみなけりゃわからない」「上を見ろ」と刷り込まれます。

逆に言うと、普段エンタメを知らないような仕事人間がハマって8プペ9プペするような作りにはなってると思う。うまいことやってるわ。

そしてこの映画を見て一番伝えたかったこと。
皆さんご存知の西野亮廣さんの著書「魔法のコンパス」の決め台詞「ドキドキしてる?」(ちょっとちゃうけど)が作内で炸裂、で、出た〜〜と思って笑いたかったんですがここでドキドキしてる出た〜!って笑ったら周りの方に殺されると思ったので必死に笑いを堪えました。
博多華丸・大吉のなんしようと、キングコング編見てください。キングコング西野いじりほんま好き。
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