りな

るろうに剣心 最終章 The Beginningのりなのレビュー・感想・評価

4.9
やっと、観れました。
架純ちゃん、あなたはどこまで行くのですか…!と叫びたくなるくらい本当に架純ちゃんの魅力が詰まった作品。最高に儚く、でもとても凛々しく、そして驚くほど美しく。巴というキャラクターは本当に魅力的で。そんな彼女を演じた架純ちゃんもキャラクターに負けないくらい、それに勝るくらい本当に魅力的でした。

もし抜刀斎が彼を殺していなければ、あの兄弟はどんな人生を送っていただろう。そんな’たられば’を考えざるをえないくらい悲しく、縁と巴2人のそれぞれの想いを考えれば考えるほど涙が止まらない、本当に傑作でした。

The Beginningで完結というのはとても斬新でThe Finalの時点で大まかな話は予想できたけど、それでも本当に魅力的で、話に引き込まれて、退屈だと思った部分はもちろん一瞬もなかった。The FinalもThe Beginningもそれぞれ全く違った雰囲気だけど、それぞれが本当に魅力的で、またThe Finalを見直したくなりました。

今回魅力的という言葉を何回も使ってしまっている事に気づいたけど、それくらい全シーン、全俳優陣が本当に魅力的でした。佐藤健さんと大友監督のこの作品への思いが溢れていて、しっかり伝わりました。これでもう完結なのはとても寂しいですが、最高に大好きな架純ちゃんとまっけんがこの兄弟を演じてくれたことは私にとって大きな意味があり、最後にふさわしい、そんな作品でした。

追記
日記…!日記がちゃんと残っていて本当に良かった。あの日記1つで剣心も救われ、縁も救われ、そして自分の本当の想いを書く場所となり、そして知ってもらえる場所となった巴自身も救われたと思う。あの日記に心からありがとうと言いたかったのを恥ずかしながら今思い出した。
りな

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