ラストシーンがあそこに繋がるのかという演出はニクい!
シリーズ5部作の5作目。「最終章でbeginning?」ってなっていましたが、観れば全て納得でした。
村上虹郎演じる沖田総司との闘いはワンカット長回しの緊張感溢れるシーンで是非観てほしいです!
敵役の北村一輝の使い方が勿体ない気がしましたが、前日譚としてはこれで良かったのかも。
桂小五郎役の高橋一生は雰囲気も出ていて良かったなという感想です。冷酷に状況を見定めて指示を下していく人柄が伝わりました。
願わくば長州藩内での剣心の生い立ちや維新志士として加わるに至った経緯と禁門の変後の桂小五郎や高杉晋作の功山寺決起の瞬間など描いて欲しいシーンは沢山ありましたが、贅沢は言えませんね。
見所はなんといっても雪の中での死闘のシーンですね。あんなに美しい戦闘シーンは他の時代劇や戦記物でもなかなかお目に掛かれません。