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17歳の瞳に映る世界のhiのレビュー・感想・評価

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)
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辛い出来事がこれほどまでに淡々と描かれているのは、きっと世界がこれまで少女たちの中絶を忌むべきものとして隠してきたから。だからどう悲しんでいいのかも分からない。心が動いてないということでは決してなく、蝋燭の火の中心の青い炎のようにむしろ高温
語られるものは少ない分、私たちの構造的な共通体験が画面に満たされていた
なかったことにされてしまうような現実を、たしかにそこにあるものとして描くその切実さと覚悟
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