プライムゼウス

雨あがるのプライムゼウスのレビュー・感想・評価

雨あがる(1999年製作の映画)
2.1
画が黒澤明らしく、日本って美しいなぁと思えます。ただ、冗長です。よく批判のある「殿が大根説」はちがうと思います。あれは味と受け取りました。問題は、誰もかれも台詞が浮いてる印象を受けてしまう点です。うーん、何か、空回りしている気がします。つい、「七人の侍」や「羅生門」を見た衝撃と比べてしまうからでしょうか。申し訳ないのですが、この内容なら、映画ではなく短編小説のほうが、はるかに良かったのでは?