クセがないフランス映画。
前半〜中盤
つまらなかった。
見る前に予告から勝手に抱いていたものと違い、極めてよくあるエンターテインメント映画・内容。
さらに辟易させられたのは主人公が恵まれている環境にいるのに実に自分勝手。個人主義の中の自己中。
現実的にはその環境では人はそうなるのだろうがこれは映画でありさらにはフランス映画。
フランス映画では感情やらその過程やらをクセは強めでもこだわって作っている事が多い。でも本作ではそれが見えず。
主人公及び主人公側の名前のあるキャラクター・登場人物たちがわざとらしく明るくエンターテインメント性を演出しているところもフランス映画としてはガッカリさせられました。
後半
良い感じでした。
作り方にもこだわりがあって。
ラスト
ハッピーエンド。
このような終わり方も良い。
もちろんハッピーに終わらない方法もあり、それはそれでも良いと思う。
なぜならばラストのあたりはそこへの過程がしっかりと作られていたから。